健康増進【ウォーキング】1日何歩歩けばいいの?年代によって違う?効果は?

知識

こんにちは!今回も読んでいただきありがとうございます

いきなりですが、

1日、何歩歩けばいいですか?

これ利用者様によく聞かれませんか?

今回はこの疑問にお答えしていきます。

指導だけではなく、自分自身の健康管理の振り返りにも、使ってもらえたらと思います!

この記事を読んで分かる事

  1. 歩数別!健康に及ぼす効果
  2. 年代別!ウォーキング・運動の目安

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ウォーキングの効果とは?

ウォーキングといえば

  • 体脂肪の減少
  • 肥満解消
  • 血中の中性脂肪の減少
  • 血圧・血糖値の改善
  • 心肺機能の改善
  • 骨粗しょう症の予防
  • メンタルヘルスの改善

このように、多くの効果が言われますよね

東京都健康長寿医療センター研究所 青柳幸利先生 監修のもとで行われている「おでかけ健康法」では、歩数と予防できる病気・病態の目安が提示されています

歩数中強度運動時間予防できる病気・病態
2,000歩0分寝たきり
4,000歩5分 うつ病
5,000歩 7.5分 要支援・要介護、認知症
心疾患、脳卒中
7,000歩 15分 がん、動脈硬化
骨粗しょう症、骨折
7,500歩 17.5分 筋減少症、体力低下
8,000歩 20分 高血圧症、糖尿病
脂質異常症
メタボリックシンドローム
(75歳以上)
9,000歩 25分 高血圧(正常高値血圧)
高血糖
10,000歩 30分 メタボリックシンドローム
(75歳未満)
12,000歩 40分 肥満

この表をみると約8000歩×20分の中強度運動を習慣化すれば、生活習慣病の予防につながることがわかりますね。ちなみに、”中強度運動=うっすら汗ばむ程度の運動

としています。

生活習慣病予防には

8000歩×20分中強度運動

みなさん、毎日、何歩歩いていますか?

車通勤のありこの平均歩数

車通勤、訪問看護でお客様宅を訪問し回っているわたしが、歩数計で測ってみると

1日3,000~4,000歩…

ありこ
ありこ

えっ…自分が想像以上に歩いてない…

生活習慣病まっしぐらじゃん…

車移動リモートワークで歩くことが少なくなっている現代では、かなり意識的に歩かないと、こんな状況になっています。

ちなみに、車通勤になって5kg太りました

ありこ
ありこ

まずは自分の現状を知る事も大事ですね

年代別運動基準

厚生労働省から、ライフステージに応じた健康づくりのための身体活動として、「健康づくりのための身体活動基準 2013」が提示されています。

その中から抜粋していきます!

18~64歳の場合/

  • 歩行と同程度(3 メッツ以上)の強度の身体活動を毎日 60 分
  • 3メッツ以上の強度の運動を毎週 60 分

65歳以上の場合/

強度を問わず、身体活動を毎日40分

・・・

・・・・・・

ん?メッツってなんだ???となる方へ

メッツとは

  • メッツ=運動や身体活動の強度の単位
  • 楽な状態を1とした時と比較して何倍のエネルギーを消費するかの指標

参考例

3~3.5メッツ 歩く・軽い筋トレをする・掃除機をかける・洗車する・子供と遊ぶ(中強度)
4~4.3メッツ やや速歩・通勤で自転車に乗る・階段をゆっくり上る
6メッツ ゆっくりとしたジョギング
7.3メッツ エアロビクス
8~8.3メッツ ランニング・クロールで泳ぐ・重い荷物を運搬

これらはおおよその目安になります

これらをまとめると

18~64歳の場合

10分=約1,000歩を目安とすると

  • 毎日平均60分=約6,000歩のウォーキング
  • 週2回30分、少し汗ばむ程度の運動

これくらいの身体活動量が最低限、健康を維持するために必要になります

65歳以上の場合

目標は、人による…! 

(ごめんなさい)

ここから例をあげていきます

例1:寝たきりを予防したい!
  • TVを見て過ごすことがほとんど
  • 食器洗い、洗濯たたみなど軽作業は日課

=約1000~1500歩

対策

  • 近所を1周、5~10分散歩してみる
  • または10分程度軽い体操をしてみる

\約2000歩達成、寝たきり予防の一歩に!/

例2:人の手を借りずに生活したい
  • 家事は全て自分
  • 買い物で5~10分歩く

=3000~4000歩程度

対策

  • 買い物の片道はしっかり意識して歩く
  • 階段を利用する

=5000歩前後+中強度運動7.5分

認知症脳卒中予防に/

上記2例はあくまでも例ですが、自主トレーニングなどを提案する目安にはなるかと思います。毎日絶対に行わなければいけないわけではなく、わたしは週平均でおおよそこれくらいの運動量になるように設定し、お伝えしています。

どちらにせよ、まずは、

現状の運動量を知る!これが最も大切です。

まとめ

ありこ
ありこ

読んでいただきありがとうございます

少しでも生活習慣病の予防に

つながりますように

  • 対象者や自分自身の現在の運動量を知る
  • 今の生活+数分の運動目標病気の予防につながる可能性がある
  • 生活習慣病予防には8000歩×20分汗ばむ運動

参考

「健康づくりのための身体活動基準2013」及び「健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)」について |報道発表資料|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

お出かけ健康法ー奈良県健康ステーション/奈良県公式ホームページ (pref.nara.jp)

8月22日まで!健康生活応援キャンペーン/

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