\ 読んでいただきありがとうございます /

動作分析って
どうやって勉強したらいいの?

正常動作を知ることが大切だと思う
石井慎一郎先生の
『動作分析臨床活用講座』は
学生~新人におすすめ!
動作分析って難しいですよね。わたしも実習でつまづき、就職してからも苦手意識を強くもっていました。今回紹介する動作分析臨床活用講座には基本動作を相ごとに分けて、見る・評価するポイントが載っています。=動作分析のコツをつかむことができました。
新人のころに読んでおいてよかったと1冊です。
\ この記事を書いた人 /

ありこ
- 作業療法士
- メイクセラピスト
- 元:回復期 現:訪問看護ST勤務
- Twitter @arichan3120
動作分析臨床活用講座
著者 | 石井 慎一郎 |
出版社 | メジカルビュー社 |
定価 | 定価 6,160円(税込) (本体5,600円+税) |
どんな人におすすめ?
- 学生~新人向け
- そもそも正常な動作って?という人
- 動作分析に苦手意識がある人
- 観察から問題点を抽出できない人
- 仮説検証の引き出しを増やしたい人
本の特徴

基本動作を相ごとに分けて観察する
- 寝返り
- 起き上がり
- 立ち上がり
- 歩行
この本を読むことで、各基本動作を相ごとに分けて観察することができるようになります。
相ごとって?

相ごとに見るってどういうこと?

寝返りで例えてみると…
例)寝返り
- リーチ+頭頚部のコントロール
- 上部体幹の回旋
- 下部体幹の回旋
- 側臥位
このように、動作を分解し1~4相に分けることができます。相に分けて動作を見るクセをつけることで、どこで失敗しているか、どこで代償動作を用いているかなど、分析しやすくなります。
仮説の引き出しが増える

どこで失敗しているかわかったら
次はどうしたらいいの??
たとえば
[リーチ動作が難しく、寝返りができない]場合考えられる仮説
- 肩関節に可動域制限がある
- 肩関節に疼痛がある
- 肩甲骨周囲筋の機能不全がある
- 重度麻痺がある
- 連合反応が出現してしまう
- ……その他
このように、仮説を立てていく必要があります。仮説の質が高くなるほど、問題点の精密さも上がります。どんな仮説を立てられるかには知識量が大きく関わります。
この本には仮説を立てるためのヒントがたくさん載っています。
検証作業で問題点が明確になる

仮説は立てたけど
どうしたらいいの??
仮説を立てたら検証をしていく必要があります。本当にその仮説が正しいか、何が動作を阻害する一番の問題となっているのか評価し洗い出していく作業です。
この本では、評価・検証していく方法もカラー写真付きで掲載されています。

その動作が何が原因で難しいのか
どこにアプローチしていくべきか
考えられるようになりました
アプローチの幅を広げたい人へ

治療の幅も増やしたいなぁ…
今回の動作分析臨床活用講座は評価までの本となっています。アプローチ方法を学びたい人は、続編の動作練習臨床活用講座まで読むことをおすすめします。
レビュー

新人時代に購入し、動作分析が苦手な気持ちを克服することができました。全カラー、評価の写真や解剖の絵も豊富で読みやすい本です。
評価方法を見ながら、同期との実技練習にも使用しました。
わたしはOTですが、訪問に転職してから歩行分析の知識も必要になりました。この本から、歩行の基礎知識も学ぶことができました。とても重宝しています。
合わせて見たいーリハノメー
リハノメ では、石井慎一郎先生の基本動作のバイオメカニクス(全6回)が配信されています。

本と合わせて見ると知識が深まる!
まとめ
動作分析が苦手な人には絶対に読んでほしい1冊!

読んでいただき
ありがとうございました!
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